フランチャイズを選ぶにあたって、まず重要なのはその収益性。収益性の高さを判断するためのポイントは「高単価・高リピート率・ 低固定費」にあります。
ここでは、失敗しがちな収益性の判断ポイントと、勝ち抜けるフランチャイズを見つけるための「高単価・高リピート率・低固定費」について解説します。
フランチャイズで起業する場合、システムを利用するためにロイヤリティや加盟金を本部に支払います。これを支払ってさらに利益を出すためには、高収益が狙える単価の高いフランチャイズモデルを選ぶことが必要です。単価が高ければ、それだけ単価あたりの収益も大きくなるからです。
しかし、それだけでは事業はうまくいかないもの。単価が低くても、リピートして購入してもらえる商品のほうが継続的に収益を得ることができます。ある程度の単価があって、かつリピートも期待できるもの。このバランスが取れている業態を選ぶことがポイントとなります。
したがって、収益が得やすい単価の高い商品を扱うこと、かつ顧客がリピートしやすいもの、つまりリピートできる範囲で単価が高く、かつリピート率が高いもの、と考えていくとよいでしょう。
リピートの期待できるものにはどんな商品や業態が考えられるでしょうか。 たとえば、専門性の高いものが挙げられます。そこでしか買えないもの、提供できないサービスなどがあれば、他店との競合が起きにくくリピートが期待できます。
あるいは、リピートせざるを得ないものもこれにあたります。たとえばヘルスケアなどは、ある程度繰り返し通う必要があります。
継続してサービスを提供することが前提になっている業態を選ぶことは成功につながりやすくなるでしょう。
収益を高めるためには、単価の高さがもちろん重要です。一方で、コストを下げることでも収益性は高められます。
低コストで起業できる業態にはどんなものがあるでしょうか?例えば、無店舗あるいは自宅での開業ができるもの。もしくは少人数で起業でき、人件費を抑えられるものなどが相当します。
収益が出やすい、儲けるためのフランチャイズ選びは、高単価・高リピート率といった売上金額が期待しやすく、かつコストを抑えて利益率を高くできることがポイントになります。
フランチャイズの業態はさまざまですが、しっかり儲けるためには高単価・高リピート率・低コストの3つのポイントを押さえることが大原則になるのです。